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「学校で友達を増やす」、「彼氏・彼女をつくる」、「企業で交渉を成功させる」。
この3つに共通して言えることは信頼関係が築けている、ということです。相手と距離を縮めるには「信頼関係」は必要不可欠です。( ..)φメモメモ
余談ですが、、初対面の人と会ったとき、第一印象は見た目だけで約9割決まると言われていて、それも3秒から5秒の間で判断されてしまうと「メラビアンの法則」では言われています。
ですが今回は、会ったばかりの人から信頼関係を築き上げるというよりかは、長期的な目線で崩れにくい信頼関係の築き方を海外の研究結果をもとに考察し、紹介したいと思います。
海外で行われた実験・・・
実験の内容
カラフルに装飾された教室で、5歳の男の子がお気に入りの持ち物について話すように求められた。彼は,今朝,母親に言われて渋々洗濯機に入れた恐竜柄のTシャツについて熱っぽく語った。その後,2つの簡単なコンピューターゲームをする。もちろん勝とうとするのだが,ゲームは仕組まれており,1つのゲームでは勝ち,もう1つのゲームでは負けるようになっていた(悪影響を避けるため,実験の最後に用意した3つ目のゲームでは男の子が勝つようにしてある)。勝った後と負けた後のそれぞれで,男の子はお気に入りのTシャツを他の子供に一晩貸してもよいかと尋ねられた。
これはイスラエルのバル=イラン大学の心理学者ディーセンドラック(Gil Diesendruck)らが2015年に行った実験で,他の子供たちも同様の質問を受けました。
実験の目的
この実験の目的は,幼児が自意識を傷つけられると大切に思っている所有物への愛着を強めるかどうかを調べることにあった。結果は目を見張るものだった。最も大切な所有物を他人に貸してもよいと幼児が答える確率は,ゲームに勝った後では負けた後の約2倍だった。これに対し,それほど大切でない所有物の場合には,ゲームの勝敗は判断に何の影響も及ぼさなかった。
実験の可能性
こうした実験は,人間と安心感,物質的所有物の間にある非常に感情的で心理学的に複雑な関係を解明しようとする最近の取り組みの1つである。{引用先 日経サイエンス}
実験結果をまとめると…
- 人は物への愛着があり、感情の変化により愛着度合が変わる。
- 勝敗に応じて、本人(今回の場合は子供)が勝つと交渉に成功しやすく、本人が負けると交渉に成功しずらい。その差は約2倍→物への愛着度合いも比例する
- 本人が目的(今回はこどもが大切にしていた所有物)に対する愛着度が低い場合は勝敗は何も影響を及ばさない。
この実験を学生や大人にも応用できないかと私は考え、今にたどり着きました。
引用した文章の最後にある、「人間の安心感」を利用できるのではないかと。
では具体的に、何をすれば良いのか?
さて、これらを踏まえたうえで実践に移りましょう(。-`ω-)
まずは、海外の実験を真似してみることです。4つのステップで紹介していきます。
step
1自分が信頼関係を築き上げたい人に、何かしらの目的の要求を用意します。
この場合、目的は相手のプライベートに迫りやすい方が信頼関係を築き上げるスピードは上がりますが、その分リスクがあります。(例えば、お気に入りのお店やブランドを教えてほしい、ペットを飼っているなら写真を見せてほしい、LINEの交換、企業同士の踏み入った話など)
step
2勝敗がつく何かしらのゲームを行います。
大人ならゴルフ、ビリヤード、ダーツ、学生ならスポーツ、テレビやアプリゲーム、もちろん勝敗がつくのなら簡単なものでも構いません。
相手の得意なものを調べておくと、ことが上手く進むはずです。
step
3用意した勝負では負けるようにする。
わざと負けるのなんて自分のプライドが許さない!という方は今回の方法は諦めてください(;^ω^)
また、あからさまに負けても、ぼろ負けしてもあまり良くないですね。接戦の勝負ならGoodです!
step
4用意した目的を要求する。
ようやく最終工程までたどり着きましたが、ここが一番肝心なポイントです!
勝負を行って自分が負けた後、すぐに辻褄(つじつま)もなく目的の要求を行ったらおかしいですよね(笑)
ここでは個人のコミュニケーション能力が問われますが、上手く話しの流れを作り、目的を要求するように心がけましょう。
これを何度か繰り返す↑

実践する際に注意してほしいこと
・この4つのステップを実施する際は、違和感を出さないように行うのが肝です。
・4つのステップを一日で一度に行うのではなく、計画的に段階を踏んで実行しましょう。
信頼関係を築けたかどうかは決して数字では表せないですよね。しかし、相手のプライベートに踏み入ることが出来たら、それは信頼関係を築けている証拠だと私は思います。
相手の気持ちが好調なときに要求をする、注目する点はここです。相手の気分が良い時にお願い事をすると普段は「NO」と言われるのに、気分がいい時は「OK」と言ってくれた経験はないですか?
これらを何度か繰り返すうちに、やがて安心感が信頼感に変化するタイミングが訪れ、この人は信用できる人だ!と人間はかってに錯覚を起こし、いつのまにか信頼関係が生まれているはずです。
まあ、こんなことをしなくても信頼関係は自然に生まれるはずですが...
「どうしても難しい」、「慎重にいきたい」という方は是非活用してみてくださいね!
みなさんの成功を祈っています。(*^^*)